“MOVIE”なんてカテゴリーを作っておきながら、全然更新してないですね。まあ自分のサイトなのでどうでもいいんですけどね。
先日、10年に1回くらいで観ている「ブレードランナー
」を観ました。たまたまコンビニで見つけたんですが、“オリジナル”“ディレクターズカット完全版”
“最終版デジタルリマスター”の3点セットが1枚になった「ブレードランナー クロニクル」DVDが、なんと980円!すごい価格ですよね。
で、「ブレードランナー」ですが、毎回観るたびに思うんですが、そんなに大騒ぎするほど面白くないんですよ。くらああいストーリーだし。なんだか後世に残すSF映画ベスト10だか100だか40だか忘れたけど
1位になるくらいの作品なんですが、ほんとね、「ふーん」って内容なんですよね。
でもね、監督がスコット兄弟のおにいちゃんリドリー・スコット
です!僕の一番大好きな監督です。そしてこの人の作品を間違いなく一番観ています。とにかく映像がスタイリッシュです。
カット割り、カメラ位置なんか、もうキレキレのスッパスパですよ。
小物や車なんかもよおく見ると「やるな」ってお前には言われたくないと思われるかもしれませんが思います。
ただね、そんなに映画好きじゃない人や、「映画でも見るか」くらいの人には、スモークがガンガンで、画面も暗くて見づらいとか思われてるかもしれません。
晴れてても床や道路は常に濡れてるし、意味不明な所から煙や蒸気が噴出したりしてたりして違和感とかあるかもしれません。でも、
映像がカッコイイんですから。真似してるんだか、この人も好きでやってるのか知らないですけど、コチラも僕の大好きな監督さんデヴィット・フィンチャー
さんも同じ手法で撮りますね。
ちなみに弟さんのトニー・スコットもかなりキレキレのスタイリッシュな映画撮ってます。「トップガン」撮った監督さんです。もちろん大好きです。
すげー飛びました、ブレードランナーでしたね。この作品1982年のSF映画です。30年前にしてはと思うくらい、まったく古さを感じさせない映像です。大体において昔のSF映画を観ると
動きがきこちなかったり、合成が非常に不自然だったりしますが(遊星からの物体Xとか観てらんないです)、この映画に関しては全然ないんですよね。一応舞台は2019年のLAらしいのですが、かなりの無国籍感なので違和感がないんでしょうかね。
でまた、美術がシド・ミードです。最強です。細かくは書きませんが、彼のメカデザインは好きな人には眺めながらお酒が飲めるくらいはまります。もちろん僕も大好きで、彼が
美術デザインってだけでワクワクします。(ただ∀ガンダムはいただけなかった・・・)
80歳近いのにまだまだ現役ってのも尊敬します。
すぐ話が逸れてくる・・・。映画の内容はググればすぐに出てくるから、適当に確認してください。そして今回久しぶりに観た僕個人の感想ですが(ふーんじゃねえの?とか思わんでください)
これは間違いなく言えるのですが、デジタルリマスター版だからです。映像のディテールが鮮明で薄い「膜」みたいなものが取れたみたいで気持ちよく映画に夢中になれます。
ラストのルトガー・ハウアー(太ったよなあ)の死んでいくシーンなんか美しくてじーんとしてしまいました。
全然映画の話になってないけど、もし昔ブレードランナーを観て、僕と同じように「ふーん」って「そうでもない感じ」に思っている人はデジタルリマスターバージョンで、もっかい
観ることをおススメします。せっかくの名作品ですから。
もうすぐリドリースコットの新作「プロメテウス」が公開です。ちっちゃい幸せですが楽しみです。
ではでは
この前WOWOWで観ました(何度目でしょうか?)
しっぽり感…たまりません。
リマスターする度に映像のブラッシュアップがハンパない。
テルマ&ルイーズやブラックレインも好きです。
「ブレードランナー」…名ばかりのデジタルリマスター版が多い中、あれはリマスターする度に映像がブラッシュアップされています(マジで感心)
そして「テルマ&ルイーズ」も好きです。
テルマ&ルイーズは僕も大好きです。どれが好きかと訊かれると、松田優作びいきなので「ブラックレイン」が大好きです。
もちろんブラックレインも映像はドンヨリしてますが、外国人から見たOSAKAが上手に表現されてます。
あれはサイバーパンクですよ、まさに…
松田勇作も含めて日本人俳優が輝いています。
高倉健も若山富三郎も最高です。